安全・安心な食べ物を自分の手で収穫できる「オーナー制度」とは、黒木町の特色である茶や米などの農作物を収穫までの一定期間、お世話できる制度です。農地の一区画あるいは収穫量によって一口単位で申し込むことができます。オーナーとなった人は、植え付けや収穫など、農作物ごとにいろいろな体験ができるようになっています。
お茶の木オーナー
『八女茶発祥の地』として知られるこの地では約600年前から茶の栽培がされています。長きにわたる歴史の中で培われた製法とその味はこの地の文化でもあります。現在では多くの農家で栽培され山いっぱいに広がる茶畑はこの地の景色を特色づけています。 えがおの森では「お茶の木」オーナーを募集しています。5月上旬に茶摘みを行い、その場で味わうことや、そのまま持ち帰ることができます。 募集期間:3月上旬〜5月1日
開催期間:5月上旬、中旬 所要時間:4時間 |
棚田オーナー
茶畑とならんでこの地の景色を特色づけているのが、棚田とその石垣です。現在でもその石積み文化は受け継がれており、農地壁面の90%以上が石積みでできています。この地の農業と生活を支えてきた石積みは鹿子尾の人々のほこりであり、多くの人たちによってこの景色は守られてきました。 山間の気候を利用したこの地では、6月に田植え、9月に彼岸花を楽しみ、10月に稲刈りが行われます。こんな景色の中で田植えや稲刈りを体験してみませんか。収穫した棚田米が手に入ります。 募集期間:4月上旬〜5月中旬
開催期間:6月上旬 所要時間:2時間 |
野菜畑オーナー
地元の畑を一部借りて野菜作りを楽しむことができます。作付けする野菜はそれぞれのお好みで選べ、地元農家の達人による指導のもと野菜作りに挑戦します。作付けから収穫まで一年を通してお世話していくので、できた野菜は一味ちがいます。 募集期間:4月〜5月中旬/開催期間:通年
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干し柿オーナー
イチゴや巨峰で知られている黒木町ですが、ここ鹿子尾では柿も栽培しています。えがおの森では渋柿を収穫し、干し柿作りが体験できます。干し柿は栄養分を多く含んだ健康食品です。獲った柿はその日に持ち帰り、家で吊るすこともできます。 募集期間:9月上旬〜10月中旬
開催期間:11月上旬、中旬 所要時間:4時間 |
椎茸オーナー
鹿子尾は椎茸栽培も盛んです。椎茸はまず菌をつけるためのほだぎを組み、菌打ちを行います。収穫できるようになるまでは1年半ほどかかりますが、待った分だけ椎茸の味に深みがでて最高の味に仕上がります。椎茸好きには堪らない制度です。 開催期間:要相談
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